いやー、これは知らなかったな。
楳図かずお先生が映画『エクソシスト』公開時にワーナーブラザーズ映画協力のもと宣伝マンガを描いていたのか。しかし、その割には結構ト書きの部分に疑問を感じるな。
これが楳図かずおタッチ全開で、最初のページから全開である。子供たちの映画への期待を高めもしただろうが、ホラーが苦手なお子さんには、映画本編でなくこれを見ただけでトラウマになったのではないかと心配になる(笑)。
ネタ元は Boing Boing。
楳図かずお先生というと、この朝日新聞の記事で語る「休筆を決めた瞬間」の話が、「あのウィキペディアに書かれている話は本当だったんだ!」と多くの人を動揺させた。
「14歳」連載中の出来事ですが、新人の担当編集者が仕事場に入ってくるなり、「手はこうやって描くんですよ」と、とてもデッサンのきいたげんこつの絵を僕に見せてきました。僕は何も言いませんでしたが、その瞬間、この作品を最後にして、もう漫画を描くのはやめようと思ったんです。
それまで頑張って作品を描いてきたつもりでしたが、ほめられることが少なかったということも大きかったですね。作品で賞をもらうようなこともあまりなかったですし。けなされる、たたかれるばかりでは、こちらもやってられません。日本って、人を伸ばすのがへたくそなんだと思います。ほめられると、やっぱりやる気になるんですよ。
楳図かずお、休筆を決めた瞬間 あのハウスへの思いも語る [人生の贈りもの]:朝日新聞デジタル
この秋、あべのハルカス美術館で「楳図かずお大美術展」が開催中だが、残念ながら今夏に大阪の地を離れたワタシは観に行けず、とても残念に思っている。ワタシの住んでるところでもやってもらえないものだろうか。
話を元に戻すと、映画『エクソシスト』はワタシ的にオールマイベストの一つであり、今はオリジナル版とディレクターズカットの両方を収録した Bluray が安価に買えるので、一家に一枚をおすすめします。