およそ一年前に取り上げた本だが、ここで予測した通り、早川書房から『キミにもできる世界征服: 科学的に正しい悪の野望の叶え方』の邦題で7月に邦訳が出る。
邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2023年版)で取り上げた本の中で最初に邦訳が出るものは、これになりそうですな。
ライアン・ノースといえば、Long Now 財団で行った講演の動画が公開されている。
これはまさに本について語る動画だが、かなり長い(ので誰も最後まで見ないでしょう)。
これは10分程度なので大丈夫ですよ。人間って、自分たちで思ってるほど賢くなくて、往々にして間違った仮定にとらわれて、本来発明できてしかるものが実現するまで1000年単位で長くかかることがあるという話を、コンパスや聴診器やボタンなどを例に語っている。
こちらは1分足らずで、自分自身の価値と仕事とを切り離して考えようというとても重要なことを言ってます。