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YAMDAS更新、もしくはブロガー部隊をファルージャに?

Technical Knockoutブロガー部隊?を追加。Rebecca MacKinnon の文章の日本語訳です。本文の最後に書かれているように、このエントリを受けたコメント、トラックバックも相当数に達しているので、そちらも参照ください。

このエントリを読む前にタイトルから、ブロガー達が取材しにイラクにいくぞ! みたいなものを勝手に想像していたのだが、必ずしもそうではない(ので上のタイトルはあきらかに煽りです。すいません)。面白いのは、本文でもリンクしているが、こういう提案を受けて BloggerCorps がすぐ作られるところである。

著者の Rebecca MacKinnon は CNN の東京支局長も務められた人のようで、日本、中国、台湾などのアジア各国でジャーナリストとして活躍していたが、現時点の肩書きはハーバード・ロースクールのバークマン・センター研究員である。

もっとも北朝鮮問題を独自に追及するブログ North Korea Zone の運営者といった方がそのスジには有名かもしれない。

さて、今回翻訳した文章もクリエイティブコモンズのライセンスがついていたので訳したのだが、そのライセンス表記について現在ご指摘を受けている。もう少ししてからそのあたりを修正するつもりである。そのときにまた告知します。

東京ゲオサイトプロジェクト

首都圏外郭放水路のフォトギャラリーのページが BoingBoingjwz のブログで話題になっていて、なんで? と思ったのだが、そういうプロジェクトがあったのですか。それにしても「埼玉のパルテノン神殿」ってすごいな。

海外の人も、Quake系ゲームの世界を連想しているようである。でも、「ここでロケット、ぶちかましたいぜ」って、たださん、相当ストレスたまっているようで(笑)

三位一体と見識

総務大臣麻生太郎の「あっ、そうだろう!」というダジャレなタイトルには目をつぶるとして、衆議院当選八回のベテラン政治家にして、

さて、総務省が何をやっている役所か、ご存じですか?私も、昨年大臣になるまでそんなによく知りませんでした。

と爽やかに言い放つというのはどんなものなんだろう。総務省自体、数年前の中央省庁再編により作られた、英語表記にすると「内務・通信省」になるというよく分からないものであるのは確かだけど。

Simple Lightweight RFID Reader Protocol

Yendot で知ったインターネットドラフトなのだが、RFID リーダのプロトコルIETF で策定しとるんかい。でも、これどのワーキンググループでやっているんだろう。

前にも思ったことがあるのだけど、どういうわけか IETF のサイトって Google の検索結果に反映されにくい印象がある。

ブギ浮きイカす邦題100選とプログレと石坂敬一

犬にかぶらせろ!で知ったのだが、また面白いはてなダイアリークラブができている。集まった邦題を見ると、プログレ関係が圧倒的に多くて、当時のレコード会社の洋楽担当ディレクターの盛り上がりぶりが窺えるような気がする。

それにしても「太陽と戦慄」「原子心母」って名邦題だよな。いや、冗談や皮肉抜きで。

だって「太陽と戦慄」なんて「ゼリーの中のヒバリの舌」だよ? いくら理屈をこねようが、「ゼリー」と「ヒバリの舌」が何にあたるかは想像できるわけで、でもそれが「太陽と戦慄」だったからこそ、70年代ロックファンは心置きなくクリムゾンに感情移入できたのではないか。

追記:ただの料理名だろ、ということで逆リンク! http://d.hatena.ne.jp/pooneil/20041124#p3

ワタシも1990年8月15日にその『太陽と戦慄』でクリムゾン初体験をし、兄が「プログレなんか聴いてると人間暗くなるぞ! まともな大人になれないぞ!」と止めるのを振り切り、フリップ真理教に入信し、案の定社会不適合者になってしまったわけだが、あのとき邦題が「ゼリーの中のヒバリの舌」だったらどうだったろう。人生に「もしも…(if)」は禁物だが。

というわけでフロイドの「原子心母」も負けていない。これは原題の "Atom Heart Mother" にそのまま漢字をあてて四字熟語化してしまったという荒業で、これをはじめとする(時折「おせっかい」な)仕事を行ったのは、当時東芝音楽工業(後の東芝EMI)のディレクター、現在はユニバーサルミュージック代表取締役社長兼CEOである石坂敬一氏である。 氏の経歴については、カフェ・ボヘミア : 石坂敬一が詳しい。

これを書くために「石坂敬一」でGoogle検索して驚愕の情報を知った。以下、WikiPedia「プログレッシブ・ロック」からの引用。

プログレシッブ・ロックという言葉は、当時、東芝音楽工業のピンク・フロイドの宣伝担当ディレクターであった石坂敬一が、従来のロックとは異なるピンク・フロイドの音楽を形容するために用い始めたといわれている。

そうなの!? 恥ずかしながら、知らなんだ。フリップ真理教信者、失格。切腹

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