ようやく一般紙でも著作権法改正に関する記事が出るようになったが、これはあまり紹介されていないようなので書いておくと、5月27日の日経産業新聞17面に「アジアからの邦楽CD逆輸入防止法案」というタイトルで記事が出ていた。「洋楽も規制? 消費者警戒」「ネットで反対署名1万人超」「「対象外」明記なく 業界「不安ない」強調」というのが見出しになっている。
日経産業新聞(の三宅伸吾)はかつて一面で、「我らデジタル族議員」というエイベックス会長の依田巽寄りのボケた記事を載せていたが、ようやくまともな意見も載せてくれたというところか。
注目すべきは、タワーレコードとHMVジャパンが共同でレコード会社、文化庁、国会議員と直接対話を重ね、法案の内容を精査してきたことに触れているところで、津田大介さんが書かれている話と合致する。表明した意見内容は分かれてしまったわけだが。