Slashdot で知ったページだが、Google もなかなか面白いことをやるものだ。
しかし、それにしてもここに挙げられる challenged ないし banned な本のリストの豪華なことと言ったら(笑)。英米現代文学名作大全じゃないか。
上位に挙がっている二冊について書いておく。
まず To Kill a Mockingbird だが、ピュリツァー賞受賞作にして、グレゴリー・ペックがアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画『アラバマ物語』の原作ですね……と言っても観ていない人も多いだろうから、金川欣二さんの「『アラバマ物語』前説……映画と差別」を紹介しておく。
- アーティスト: グレゴリー・ペック
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: DVD
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そして Lolita だが、これは言わずと知れたウラジーミル・ナボコフの代表作。昨年若島正氏による新訳が刊行されている……と書きつつワタシ自身まだ読んでませんが。この作品、並びに新訳については、山形浩生が「『ロリータ』は二十世紀的に不健全な変態の書である。」という文章を書いている。
- 作者: ウラジーミルナボコフ,Vladimir Nabokov,若島正
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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