フレッド・ウィルソンのブログで知ったが、暗号通貨イーサリアムの考案者であるヴィタリック・ブテリンのドキュメンタリー映画『Vitalik: An Ethereum Story』が作られ、ストリーミング有料配信されてるのね。
Web3 方面については2年前に「Web3の「魂」は何なのか?」を書いたときからワタシの基本的な評価は変わらず、つまりは未だ懐疑的というのが正直なところだが、ヴィタリック・ブテリンの『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』は読む価値があった。
フレッド・ウィルソンは、ヴィタリック・ブテリンをピョートル・クロポトキンになぞらえていてのけぞってしまうが、以下の文章は、まぁ、そうでしょうと思った。
一般の人たちがヴィタリックについて知るべきだと思う。クリプト、ブロックチェーン、web3 周りのナラティブは、大抵が投機と詐欺に関するものだ。ヴィタリックはその対極におり、彼の話はメインストリームがこの分野とその可能性を理解するのに役立つだろう。
ヴィタリック・ブテリンのパーソナリティにも触れられるだろうが、彼がイーサリアムで何をやろうとしているのかにフォーカスしてそうだ。ティム・オライリーが出演しているのに驚いた。
さすがに日本での劇場公開は難しいか。
「ヴィタリック・ブテリンが考える、次の5年のブロックチェーンの大きな変化」を読むと、ヴィタリック・ブテリンは結構長く日本に滞在してたみたいね。