Where 2.0 というカンファレンスの名前を最初聞いたときには、何かのギャグかと思ったものだが、FOSS4G2006 という情報地質学(Geoinformatics)に関するフリーソフトウェア/オープンソースのカンファレンスまで開かれるとなると、やはりこれに関してもオライリーの目の付け所は正しかったということか。
ただ情報地質学といっても学会で扱うようなアカデミックな話ではなく、100ドルくらいの GPS を普通にアウトドア用に所有する感覚が素地としてあり、それが Google Maps や先ごろ日本語化された Google Earth により注目を集めるようになったということだろう。
そうした意味で、地理情報と blog と Wiki を組み合わせたオープンソースの Ruby on Rails アプリな GeoBliki なんてのを O'Reilly Radar で知ったが、ちょっと狙いすぎじゃないかね(笑)
[9月21日追記]:飛べない日々にあるように、Geoinformatics はこの場合「地理情報学」と訳すほうが適切でした。