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OpenStreetMapに寄付をした

ワタシは自分がお世話になっていると考えるフリーソフトウェアやフリーカルチャー関係の団体に毎年一定額を寄付するようにしており、またそうした寄付をしたときはこのブログでその旨を告知している(もちろんそれ以外にも、例えば昨年であれば東日本大震災の被災者に対してなど個人的に寄付は行っているが、それについてはいちいち書かない)。

これは大げさに書けば、フリーソフトウェア/フリーカルチャー方面への寄付も yomoyomo としての活動の一環であり、それを告知することで他の人も寄付という貢献法があるのに気づいてくれたらと思うところがあるからだ。

昨年は Creative CommonsWikimedia 財団に行ったが(今年も寄付するつもり)、今年は少し前に OpenStreetMap(以下、OSM)に寄付させてもらった。

OSM に寄付しようと思ったのは、AppleiOS 用アプリ iPhoto で、地図データを Google Maps から OSM に切り替えたのを知ったのがきっかけである。

OSM については3年前に「OpenStreetMapへの期待と課題」を書いたくらいで前から当然知っていたが、これまでは寄付というのがなぜか思い浮かばなかった。

AppleOSM のデータを利用するのは、OSM の普及の観点でとても素晴らしい話だと思うが、これを機に他にも Google から地図データの移行を考えるところが出るかもしれない([追記]:Spiegel さんに指摘されて気づいたが、既に Apple の他にも Foursquare がOpenStreetMapを採用している)。

こないだオランダのカーナビシステムメーカー(でいいのかな)TomTom が OSM についてのネガティブな文章を公開し、それに対して OSM コミュニティが FUD じゃないかとやり返したのが Slashdot に取り上げられていたが、(FLOSS や Wikipedia が辿った)いろんな種類のバックラッシュOSM も体験する段階なのかもしれない。OSM にとってこれからが正念場なわけだ。

本来なら地図データなりソースコードで貢献するのが一番だろうが、時間的能力的な問題によりそれが難しい。そのとき OSM 本家に「寄付」のリンクを見つけ、その手があったじゃないかと思い当たった次第である(osm.jp のほうにはそのリンクが見当たらなかった)。

なお、寄付ページで単位が GBP になっていて、一瞬なんじゃそりゃと戸惑った。要は US ドルが単位なのに慣れていたからだが、英ポンドのことですね。これは創始者Steve Coast が英国人である関係だろうか?

昨年は OSM から sinsai.info という素晴らしいサービスも生まれた。OSM 並びにそのコミュニティは、寄付に値する存在だとワタシは考える。大した額ではないが、自分のお金がこれからトラフィックが格段に増えるであろう OSM をわずかなりとも支えると想像するのは愉しいことである。

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