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2017年に映画館で観た映画 その6(ゲット・アウト、IT/イット “それ”が見えたら、終わり。、KUBO/クボ 二本の弦の秘密)

ゲット・アウト

評判が良かったので観に行ったのだが、確かにこれは面白いホラー映画だった。

異性愛カップルが初めて二人で女性の実家を来訪するが、白人の彼女は両親に彼氏が黒人であることを伝えていない――ここまで聞けば、人種間のフリクションが作品をドライブさせることになるのは容易に想像できるが、単純な人種差別話でなく、展開が簡単に読めずに緊張が続くところに本作の巧さがある。

これはよく出来ている、と観終わって思うが、同時に映画のはじめのほうで主人公のよく鍛え上げられている肉体を見て、にいちゃんいい身体してるねぇ、と思った自分自身に戸惑いを覚えていしまう仕掛けにもなっている。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

なんなんだよ、この的外れな邦題は。

『IT』というと、昔テレビ映画があり、ペニーワイズがなかなか怖かったのだが、最後になってヘナヘナと腰くだけで、ここまで観た時間を返してくれよという気持ちになったことを覚えている。

本作は主人公達の少年少女の頃に絞っていて、結構エグい描写もあるホラーな『スタンド・バイ・ミー』(原作者同じですけど)、あと少し『グーニーズ』入った感じ、というべきか。本作もペニーワイズ怖かったねぇ。

ワタシは本作を街中の映画館で休日観たのだが、高校生くらいの若い観客が多く、上映後、「チャプター1って、どういうこと? 続編あるの?」と言い合っているのを聞いて、なるほど、スティーヴン・キングの原作などまったく知らん若人がたくさん来てるんだと思った。これはもちろん良いことである。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

KingInK で一年以上前に評を読んでいて日本公開を楽しみにしていた映画だが、中世の日本に材をとった本作がこれだけ日本公開まで時間がかかるってどういうことよ。

ワタシは時間の関係で字幕版しか観れなかったのだが、シャーリーズ・セロンだのマシュー・マコノヘイだの有名な役者さんが声をやってたのに驚いた(マコノヘイのとぼけた感じが特によかった)。

エンドロールで本作のストップモーションアニメにどれだけキチガイめいた労力がかかっているか分かるのだが、作品世界の作り方自体映像も音楽もとにかく新鮮で、最後に題名の意味も分かるストーリー展開もお見事と言いたくなる感じだった。

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