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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

公開初日に観たが、ワタシが観に行けるシネコンのレイトショーは吹替版だった。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が面白かったので、主人公たちが大人になった第2章も楽しみだったが、169分という上映時間にはさすがにたじろいだ。膀胱的プレッシャーに弱いワタシだが、近年の映画の長尺化に鍛えられたところもある。実際、本作は膀胱的プレッシャー、というか文字通り時間を忘れさせてくれる作品だった。

前作について、原作者のスティーヴン・キングはあんまり宣伝ツイートなどしてなかった印象があって、時代設定を80年代に変えたのが気に入らんのかなとか邪推していたが、前作の大ヒットに気をよくしたか、しっかりカメオ出演していて、なかなかの芸達者ぶりを見せている。

ワタシはホラー映画は好きだけど、映画館で観るとショック描写にビクッ! となって恥ずかしい思いをすることが多く苦手なのだが、とにかく本作はそのビクッ! の連続な映画なのである。前作にはわずかばかりあった「それ」が来そうで来ないという肩透かしは一切なくなり、なんか来そうと思ったら100%ドギャーン! となる演出なのである。

安くない金出して観に来た客をしっかり怖がらせ、エキサイトさせてくれる映画としては文句なしなのだけど、それこそ『スタンド・バイ・ミー』にもつながるような詩情は失われてしまっているように感じた。事前に予想していたよりも、主人公たちの子供時代も本作でもフィーチャーされていて、それは良かったけれど。

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