『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、ここでも何度か反応を紹介している id:pho さんが、ブログに感想をまとめてくださった。
これまでyomoyomoさんの解説や文章はわりとニュートラルでさっぱりとしたものが多かったと記憶しているのだが、本作では割と踏み込んでいたり、多少自虐があったり、好き嫌いを明確にしていたり、感情が見え隠れしていて意外だった。電子版についているディープな付録を読んだ今ならその理由が想像できる。いずれにせよこれほど密度の濃い内容を楽しくとても深く読めるこの本は貴重なのでぜひともおすすめしたい。
もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来 - pho's blog
電子書籍からの引用を多く交えた、ポイントを押さえた文章になっているので、興味はあるが、内容的に自分の関心に合っているか知りたい方がいたら、ご一読されてみてはいかがでしょう。
あとブレイディみかこさんから、「波」2018年2月号に掲載された星野智幸『焔』(彼女は『焔』の帯にもコメントを寄せている)の書評「蛇行する境界線」について連絡をいただいた。
ブレイディみかこさんには、お返しというわけではないが、達人出版会のページで、円城塔さん、堺屋七左衛門さんとともに主要な反響として引用させていただいたことをお知らせしておいた。
- 作者: 星野智幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/01/31
- メディア: 単行本
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