2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年に復活した、本ブログの年末の恒例企画である。YAMDAS Project 本サイト、はてなブログの YAMDAS現更新履歴、そして WirelessWire News 連載で、2024年に公開した雑文、翻訳文書の被ブックマーク数トップ20は以下の通り(2024年12月27日22時時点)。 Win…
gigazine.netこれの元となった Harper's Magazine の記事は、ワタシもブログで取り上げようと準備していたが、先を越されてしまった。Spotify の人気プレイリストに存在しない偽のアーティスト、「ゴースト・アーティスト」の曲が入っているという、数年前ま…
stevecoast.substack.comうっかり取り上げ損ねていたが、OpenStreetMap が開始から20年を迎えていたのね。OpenStreetMap のことはこのブログでも折に触れ取り上げており、10周年のときも取り上げているが、今年の夏は忘れてしまっていた。いかんね。tech.sla…
これも Pluralistic で知ったのだが、マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画『シッコ SiCKO』全編が YouTube にあがっている。YouTube には確かにいろんな映画の一部、たまに全編がアップロードされているが、明らかに無許可のものが多く、そういうのは紹…
調べものをしていて、今年惜しくも亡くなった「B級映画の帝王」ロジャー・コーマンの自伝『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか』が来月に早川書房で文庫化されるのを知った。私はいかにハリウッドで100本の映画を…
はじめに 昨年も書いたが、今年もただただ WirelessWire News 連載のテンションを落とさないことに専心した年だった。そして昨年は、それに続けてこう書いている。 ワタシにとっての「ベスト・オブ・2023」で上記連載の話をしても面白くないので、今回は文章…
www.ted.com2024年に公開された中でもっとも人気のあった TED 講演が10個選出されているが、本文執筆時点で日本語字幕があるのは以下の6つである。 スコット・ギャロウェイ「アメリカは若者の未来を破壊している」 ムスタファ・スレイマン「AIとはそもそも…
betanews.comLinux の2025年の占うというありがちな記事だが、Linux は相変わらずエンタープライズ分野で伸びるだろうし、クラウド分野でも Linux の役割はますます大きくなるし、コンシューマ分野でも Android のおかげで Linux はモバイル界の世界的リーダ…
www.codastory.com以前、ティム・オライリーの経済指南「なんでイーロン・マスクはそんなにリッチなのか」というエントリを書いたことがあるが、我々の世界の経済とイーロン・マスクのような超富裕層の世界の経済はまったく別物だから、がその答えだった。At…
www.printmag.comこうやってインパクトのあるブックカバーが並ぶのを見ると壮観ですな。このブログで取り上げたことのある本で入っているものはないし、カバーに見覚えのある本はサルマン・ラシュディの『Knife』くらいかな(参考:洋書ファンクラブ)。Knif…
WirelessWire Newsで「沈鬱な黒い毒と小さな希望」を公開。少し早めの公開になるが、早く書かないとこの後いろいろ用事が立て込んできて、時間が割けなくなるのが読めていたので急いだのだが、今回は書くのにとにかく疲弊した。正直、どうなることかと思った…
courrier.jpビル・ゲイツの最新インタビューだが、写真を見ると髪がもう真っ白で顔のしわにもお爺さん感が出ている。それはともかく、これを読んでいて、彼の回顧録 Source Code: My Beginnings が来年2月に出るのを知った。Source Code: My Beginnings作者:…
yamdas.hatenablog.com先月、マーク・クーケルバーグの『ロボット倫理学』が出ていたことについて書いたのだが、その後調べものをしていて、彼の現時点での最新作となる Digital Technologies, Temporality, and the Politics of Co-Existence の邦訳である…
www.tbsnews.net今、韓国というとなんといっても、尹錫悦大統領が12月3日に戒厳令を発令した後の展開に注目がいっているが、たまたまその直前に読んだこの記事はインパクトがあった。韓国は労働者の10%をロボットに置き換えた最初の国になったというのだ。…
www.nytimes.comなるほど、こういう切り口があるのか。2024年に初めて起きたことを24個挙げている。個人的におっと思ったのは以下のあたり。 学校での銃乱射事件で犯人の両親が起訴され、有罪判決を受けた 豚の腎臓が人間に移植される メキシコのタコススタ…
さて、2024年も残りひと月を切ってしまった。2024年を振り返るというわけではないが、今年はワタシと同じ1973年生まれの翻訳家の仕事が充実していたのでまとめて取り上げておきたい。一人目は野中モモさんだが、今年はナージャ・トロコンニコワ『読書と暴動 …
www.404media.co先月の話だが、スタンフォード大学の研究者のツイートが波紋を呼んだ。彼の主張によれば、100社以上で5万人を超えるエンジニアのパフォーマンスに関するデータを分析した結果、「ソフトウェアエンジニアの9.5%は事実上、何の仕事もしていな…
sfconservancy.org組み込みシステム用の Linux ディストリビューションとして知られる OpenWrt だが、これに特化した初のルータ製品 OpenWrt One が89ドルで販売開始とな。「ソフトウェアの自由と修理の権利を念頭に置いて設計、構築された初めてのワイヤレ…
stuartschechter.org米国立標準技術研究所(NIST)の認証に関するガイドライン「NIST SP 800-63」が改訂され、「パスワードは「複雑」より「長い」が重要、定期的な変更を義務付けてはならない」というのがようやく周知された。しかし、「複雑なパスワード」…
調べものをしていて、来月に早川書房から『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』という本が出るのを知った。世界最凶のスパイウェア・ペガサス作者:ローラン・リシャール,サンドリーヌ・リゴー早川書房Amazonスパイウェアのペガサス(Pegasus)については、今…