WirelessWire Newsブログに「自由なソフトウェアと抗議と倫理の「(不)可能性」について」を公開。
I travelled to a mystical time zone
And I missed my bed
And I soon came home
(The Smiths, "A Rush And A Push And The Land Is Ours")
4月後半に竹田茂さんから、本ブログのエントリの WirelessWire News への転載を打診され、若干の逡巡の後、それなら新作を書きますよと回答させていただいた。
2013年7月から2016年11月まで行っていた WirelessWire News 連載の、「ネットにしか居場所がないということ(前編、後編)」以来、実に5年半ぶりの再開である。
2016年12月末に公開した「マルガリータのプールの中でサイトを畳むことに決めたんだ」において、ワタシは無期限の活動停止を宣言している。その後、電子書籍『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の刊行を受けて、その宣伝目的で本ブログをたまに更新してきた。
今回、WirelessWire News 連載を再開するにあたり、上記の無期限活動停止の宣言は撤回させていただく。
2016年に無期限活動停止を宣言した理由については、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のボーナストラック「グッドバイ・ルック」を読めば、想像していただけるかと思う。そのときの懸念は今も残っているのだが、それでも活動を再開することに決めた。
ただ、それで本ブログの更新頻度が往時のように上がるというわけではないのをお断りしておく。WirelessWire News 連載に力を入れる必要もあり、近年の月2、3回程度の更新がせいぜいだと思う。
今の時点では、連載もどれくらい続くかは分からない。竹田さんとは月一程度の更新で合意しているが、できる範囲でやっていくつもりである。正直、今の時点では、それが三冊目の電子書籍にまとめられる分量になるとは考えていない。
今回は、まだ書けますよというのを示すためかなり長くなってしまったが、できれば次回以降は各回この半分くらいの分量にしたいところ。