「この秋に読むのを待てない30冊」という Los Angeles Times の新刊本紹介記事だが、この中に Lou Reed: The King of New York というルー・リードの伝記本が、没後10年に合わせてかは知らないが、出るのを知る。
しかし、ルー・リードが亡くなってもう少しで10年なんやね。時の経つのは早い。
そして、この10年、このブログでも彼の伝記本を何冊も紹介してきた。
アンソニー・デカーティス『ルー・リード伝』が出たことで邦訳は打ち止めだろうから、これの邦訳は出ないだろう。それにしても、新たに伝記本を書くネタがあるのかねぇとも思うが、Los Angeles Times の記事によると、しかるべき評価をされていない LGBTQ のアイコンとしてのルー・リードというアングルらしい。
少し前にルー・リードの人生にかかわった二人のトランスジェンダーについての記事を紹介したが、これに近いアングルなのかもね。
そうそう、このブログでは紹介し損ねていたが、今年は太極拳の達人でもあるルー・リードが音楽、瞑想、武術について書いた文章をまとめた本も出ていたね。これ、邦訳出ないかなぁ。