ロッテントマトに盲従するのは愚かなことだし、ここで批評家の評価は低いが好きな映画はいくつもある。
しかし、人生は短い。時間を無駄にしたと観たことを後悔する映画を避けるために、このサイトを参考にすることが多いのも確かである。
さて、その Rotten Tomatoes が、もっとも点数が低い作品を100本まとめている。
ここでのもっとも点数が低いとは、まさにゼロ点になるわけだが、本文執筆時点で37本(!)もゼロ点の作品があるのな。しかも、その中には我らがニコラス・ケイジをはじめ、アントニオ・バンデラス、エディー・マーフィー、ジョン・トラボルタ、ロベルト・ベニーニ、ジョン・ボイトといった映画スターの主演作が入っておりなかなか壮観である。
ゼロ点映画でもっとも日本で認知度が高いのは、10位に入っている『ジョーズ'87 復讐篇』か23位の『ステイン・アライブ』(『サタデー・ナイト・フィーバー』の続編)あたりですかね。そういえば前者には先月俳優業の引退を表明した名優マイケル・ケインが出ていることで知られる。
マイケル・ケインという人も、多くの映画に出演する中で駄作や珍作にも出ているが、『ジョーズ'87 復讐篇』への出演について聞かれ、「私も観たことはないんだが、あれのおかげで母親にとてもいい家を買えたよ」と余裕のコメントをしていた覚えがある[要出典]。
ざーっと100本のリストを流し見したが、幸か不幸かワタシが観た映画は一本も入ってなかった。皆さんはいかがでしょうか?
ネタ元は Boing Boing。