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WirelessWire News連載更新(テクノ楽観主義者宣言にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化)

WirelessWire Newsで「テクノ楽観主義者宣言にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化」を公開。

文章の冒頭にあるように、前々回の「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回の「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」と合わせた三部作となってしまった。

そして、毎回、毎回、次こそは短くまとめると言いながら、今回もとても長くなってしまった……。次回こそは短く済ますからね!

それにしても、今回の文章のリンク先の Substack 率の高さはどうだ。米ウェブ論壇(?)の中心地は Substack に代表されるニュースレター、そしてポッドキャストになったんだな。

文句が来る前に書いておくが、文中の「糞野郎」は原文では「shitposter」である。どうもしっくりくる訳がなく、ヤケクソになってしまったかもしれない。

あと、ワタシのニック・ランドについての知識は、大部分を木澤佐登志さんの『ニック・ランドと新反動主義現代世界を覆う〈ダーク〉な思想』に依っている。

木澤佐登志さんの新刊『闇の精神史』も「TESCREAL」関係(特にロシア宇宙主義)で読むべきと思いながら、まだ読めていない。

今回の文章を書くにあたりいろんな文章にあたったが、その中でもっとも古いものは、rockin' on 1993年1月号(30年以上前!)に掲載された遠藤利明「たのしいたのしい戦争機械 資本主義のベルトコンベアを停止させるミニストリー、その悲しき重工業バラード」だったりする。

ところで関係ないが(すっとぼけ)、円堂都司昭さんの新刊『ポスト・ディストピア論』が来月刊行される。

この書名を見て、どうしても2019年に出た『ディストピア・フィクション論』を思い出すし、実際、今回の新刊は『ディストピア・フィクション論』の続編といってよいのだろう。

2019年から2023年までに何があったかと言われたら、言うまでもなくコロナ禍が真っ先にあがるし、気候変動の深刻化もあり、もちろんロシアによるウクライナ侵攻もある。それらを踏まえたものなのは間違いない。

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