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WirelessWire Newsブログ第13回公開(2014年はビットコインの年になるか?(別にならんでいい))

WirelessWire Newsブログに「2014年はビットコインの年になるか?(別にならんでいい)」を公開。

Bitcoin の話題はずっと取り上げるまいと決めていたのだが、心変わりして書いてしまった。

毎回毎回書いていることだが、今回こそ短くまとめようと思いながら、書き出すと盛り上がってしまいどんどん長くなってしまう悪癖が今回も出た。

文章中マーク・アンドリーセンの名前を引き合いに出しているが、火曜日深夜に原稿を送付した後で Why Bitcoin Matters なんて文章を書きやがった。もう少し早く書いてくれたらとりこんだのに!

iptablesの後継となるnftablesがLinuxカーネルにマージされたのか

今ではもう誰も知らんと思うが、ワタシはかつて Linux JF (Japanese FAQ) ProjectLinux 2.4 NAT HOWTOnetfilter/iptables FAQ の翻訳を提供しており、netfilter/iptables にはそれなりに精通していたのである。

余談だが、JF には他にもいくつかワタシの翻訳があるのだが、どれも10年以上経ち、現代的な価値は皆無だろうなぁ……。

それはさておき、iptables(正確にはそれに加えて ip6tables と arptables と ebtables)の後継となる nftablesLinux カーネルにマージされたんやね。ワタシなど nftables の存在自体知ったのが最近だったりする。

昔を思い出し、何か手頃なドキュメントがあったら勉強がてら訳してみようかと思ったのだが、今のところ Nftables quick howto くらいしか見当たらなかった。

これはほとんどコードばかりなので訳す必要はないが、iptables tutorial のような決定的なドキュメントが作られるのはまだ先ということか。

とりあえずは上にリンクした quick howto と、同じ人のプレゼン資料を見ておくぐらいなのか。

朝日新聞がデータジャーナリズム・ハッカソンを開催する

平和博さんのブログで知ったのだが、朝日新聞データジャーナリズム・ハッカソンを開催するのね。

具体的には来月アイデアソン、3月頭にハッカソンというスケジュールだが、日本の大手既存メディアでデータジャーナリズムハッカソンをやろうというところはもちろんこれが初めてだろう。こういう試みは良いことに違いないので、参加者が良いフィードバックを得られればと思う。

そういえばデータジャーナリズムそのものの話題ではないが、同じく平和博さんのブログの「オープンデータと監視社会が同じ顔してやってくる」はすごく良い文章だった。ワタシもこれを読んで、WirelessWire ブログで Beyond Transparency を紹介する予定が狂ってしまったくらい(笑)。

The Data Journalism Handbook: How Journalists Can Use Data to Improve the News

The Data Journalism Handbook: How Journalists Can Use Data to Improve the News

Beyond Transparency: Open Data and the Future of Civic Innovation

Beyond Transparency: Open Data and the Future of Civic Innovation

創業者が書いた「ライノ・レコード物語」が出ていたのか(誰か訳して……)

Rhino Records という往年の洋楽好きなら大抵お世話になっているレコードレーベルがある。

元々は Harold Bronson と Richard Foos の二人が始めたレコード屋で、70年代はノベルティーレコードを手がけるヘンなレーベルだったが、ワタシなどがお世話になるのはコンピレーションの再発専門になってから。ライノが出すコンピレーションはブックレットなどがとても充実していて、とにかく音楽を好きな人がやってる会社なんだなというのがひしひしと伝わり、それがレーベルの信頼感につながるのだが、詳しくは萩原健太と宮治淳一の以下の対談企画を見てくだされ。

Boing Boing で知ったのだが、創業者の片方の Harold Bronson が書いた「ライノ・レコード物語」本が出てたのね。

The Rhino Records Story: Revenge of the Music Nerds

The Rhino Records Story: Revenge of the Music Nerds

The Rhino Records Story: Revenge of the Music Nerds (English Edition)

The Rhino Records Story: Revenge of the Music Nerds (English Edition)

「音楽オタクたちの逆襲(Revenge of the Music Nerds)」という副題も彼らにぴったりで、タートルズ、ナック(!)、モンキーズへの彼らの愛情も十分に語られているらしい。創業者二人は、買収された先のワーナーに対する不満がたまり2003年に会社を離れてしまうので、おそらくはそこまでの話なのだろう。

これ邦訳が読みたいのだが、誰か訳してくれんかな。さすがに「ライノ・レコード物語」では邦訳が難しいか。時間を見つけて原書を読むしかないかも……。

映画『24アワー・パーティ・ピープル』とハワード・デヴォートと真実と伝説

うーん、そうだったのかぁ。映画『24アワー・パーティ・ピープル』を観たのは10年ぐらい前で、言われてみるとここで解説されている場面におけるトニー・ウィルソンの台詞をなんとなく素通りしてしまったような気がする。

こういう文章を読むと、他にも見落としたネタがあるに決まっているので、また『24アワー・パーティ・ピープル』が観たくなるな! ということで、DVD をレンタルさせてもらおう。

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

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Real Life

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