当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

Twitter はてなアンテナに追加 Feedlyに登録 RSS

P2P

Skypeの隆盛と凋落の20年史

P2P

www.cnbc.comファイル共有ソフトウェアの Kazaa の開発者だったニコラス・センストロムとヤヌス・フリスが Skype 社を立ち上げて20年になるんですな。記事を読んでもよいが、動画の自動翻訳字幕を見たほうが分かりやすいだろう。動画の最初、Skype のあの特…

a16zのクリス・ディクソンによるWeb3本の決定版となるであろう『Read Write Own』が来年春に刊行

P2P

cdixon.orgクリス・ディクソンはワタシも一時期かなりその意見を参考にさせてもらっていたが、a16z に参画し、Web3 界隈でブイブイ言わすようになるにつれ、この人の toxic な面も目立つようになり、少し距離を置いていた。ワタシも「Web3の「魂」は何なのか…

ヴィタリック・ブテリン『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』を恵贈いただいた

P2P

yamdas.hatenablog.com以前、邦訳刊行を取り上げた縁で、日経BPの田島さんからヴィタリック・ブテリン著、ネイサン・シュナイダー編『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』を恵贈いただいた。しかし、本を読むのが致命的に遅いため、読了まで…

イーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリンの著書の邦訳『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』が出る

P2P

yamdas.hatenablog.com昨年秋に書いたエントリの中で、「今頃すごい勢いでこの本の邦訳が進んでいるのではないかと推測する」と書いたのだが、実際その通りだったようで、『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』という邦題で Amazon にページ…

ビットコイン決済を高速かつ安価にするライトニングネットワークについての決定版となる本の邦訳が来月刊行

P2P

yamdas.hatenablog.com一年半以上前に紹介した Lightning Network についての本の邦訳『マスタリング・ライトニングネットワーク』が来月出る。マスタリング・ライトニングネットワーク ―ビットコインの迅速な支払いを実現するセカンドレイヤーブロックチェ…

「マージ」を成功させたイーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリンが初の著書『Proof of Stake』を出していた

P2P

www.wired.comEthereum の「Proof-of-Work(PoW)」から「Proof-of-Stake(PoS)」ブロックチェーンへの移行、通称「Merge(マージ)」は先月無事完了した。この影響でGPUを用いた仮想通貨マイニングが儲からなくなったという報道もあるが、批判が強かった消…

ジョン・ハンケが語るWeb3、ティム・バーナーズ=リーが懐疑的なブロックチェーン

P2P

www.techno-edge.netさきごろ創刊したテクノエッジの最初の目玉コンテンツと言える Niantic のジョン・ハンケのインタビューだが、ワタシは Ingress もポケモンGOもまったくたしなまないという奇特な人間なので、そちら方面の話題には実は興味がなく、「メタ…

ギャビン・ウッドの「ĐApps:Web 3.0はどんなものか」を訳した

Technical Knockout に ĐApps:Web 3.0はどんなものかを追加。Gavin Wood の文章の日本語訳です。注記している通り、これは2014年4月、つまりおよそ8年前の文章である。なんでそんな古い文章を訳したのか?www.neweconomy.jp少し前に Web3 Conference Tokyo …

ドン・タプスコットのブロックチェーン三部作の最後を飾る(?)『Platform Revolution』が来月刊行される

P2P

ドン・タプスコット(Don Tapscott)というと、『ウィキノミクス』や『マクロウィキノミクス』は今や昔、近年は『ブロックチェーン・レボリューション』をブチ上げ、Blockchain Research Institute を立ち上げるなど、すっかりブロックチェーンにご執心であ…

メッセージングアプリSignalの暗号通貨による送金機能の追加にブルース・シュナイアーが苦言

www.schneier.comエンドツーエンド暗号化で高度なセキュリティを実現していることが売りのメッセージングアプリ Signal が暗号通貨による送金機能のβテストを開始というニュースにブルース・シュナイアー御大がコメントしている。記事タイトルに WTF をつけ…

ビットコインの安価でセキュアなペイメントプロトコルについての決定版となる本が今年夏に出る(が、既にネットで全文読める)

調べものをしていて、Andreas M. Antonopoulos の新刊 Mastering the Lightning Network が今年夏にオライリーから出るのを知る。Mastering the Lightning Network: A Second Layer Blockchain Protocol for Instant Bitcoin Payments作者:Antonopoulos, And…

長らく待った『ブロックチェーンと法』邦訳が来月出るぞ!

P2P

yamdas.hatenablog.comブロックチェーンと法の関係についての本が面白そうと紹介したのが2018年6月で、邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)で取り上げたときに成原慧さんから邦訳の情報を教えていただいたのだが、それからもだ…

リチャード・ストールマン御大が自由、プライバシー、暗号通貨について語るインタビュー(の暗号通貨に関するところだけピックアップ)

cointelegraph.com 日本語版には翻訳ないみたい。リチャード・ストールマン御大が暗号通貨、デジタル通貨について語っているのは珍しいと思うので、その方面についての発言をざっとピックアップしておきたい。誤訳があったら指摘してください。まず(中国の…

ビットコインとブロックチェーンをゼロから概念的に組み立てながら解説する『詳解 ビットコイン』がオライリーから出る

P2P

オライリーから3月末に『詳解 ビットコイン』が出る。詳解 ビットコイン ―ゼロから設計する過程で学ぶデジタル通貨システム作者:Kalle Rosenbaum発売日: 2020/03/25メディア: 単行本(ソフトカバー)「ビットコインとブロックチェーンをゼロから概念的に組み…

FBIに逮捕されたイーサリアム開発者ってWikiScannerの開発者だったのか!

土曜日に Ethereum Foundation の人間が逮捕されたというニュースを知り、なんかやたらと北朝鮮に接触していたという話で、物好きもいるもんだと思っただけだったが、この手の話はこの記事の執筆者でもある星暁雄さんのツイッターを追うのが良い。それより今…

イーサリアム本の決定版となるであろう『マスタリング・イーサリアム』邦訳がオライリーから出る

今月末に『マスタリング・イーサリアム――スマートコントラクトとDAppの構築』がオライリーから刊行される。マスタリング・イーサリアム ―スマートコントラクトとDAppの構築作者: Andreas M. Antonopoulos,Gavin Wood,宇野雅晴,鳩貝淳一郎,中城元臣,落合渉悟,…

ブルース・シュナイアーが「ブロックチェーンと信頼」について語る

ブルース・シュナイアー先生の Blockchain and Trust をどうして WIRED.jp は翻訳しないのかと Spiegel さんが書かれているが、ワタシもそう思う。一応非公式の翻訳「ブロックチェーンと信頼」があるので、日本語で読みたい方はどうぞ。『信頼と裏切りの社会…

スクラッチからビットコインをプログラムして理解する『Programming Bitcoin』がオライリーから出るぞ

ビットコイン/ブロックチェーン本も既にたくさん出ているが、Python で Bitcoin ライブラリのプログラミングを解説する Programming Bitcoin という本が出る。こういう本を出すのは、やはりオライリーだよな。Programming Bitcoin: Learn How to Program Bi…

アメリカ国立標準技術研究所による「本当にブロックチェーンを使うべきか」チャート

P2P

This chart from a rather good US department of Homeland Security report on blockchain shows how rarely it’s needed ( HT ⁦@ProfWoodward⁩ ) pic.twitter.com/lDIAncbSxJ— Rory Cellan-Jones (@ruskin147) October 8, 2018ブロックチェーンを使うべき…

ブロックチェーンと法の関係についての本が面白そうだ

P2P

Blockchain and the Law: The Rule of Code | Berkman Klein Center ハーバード大学のバークマン・センターで、Blockchain and the Law という新刊についての共著者による講演会が行われているのを知る。 Blockchain and the Law: The Rule of Code - YouTub…

ブロックチェーンを構築しながら学ぶ――Go言語の場合

P2P

少し前に「ブロックチェ−ンを構築しながら学ぶ」という翻訳記事を見かけたが、何かの仕組みを知るには構築するのが最短の方法、というのは確かにそうなのだろう。ブロックチェーンを構築しながら学ぶという試みは他にもあって、Ivan Kuznetsov も Go 言語で…

アーヴィンド・ナラヤナンらの『仮想通貨の教科書』が出ていた

P2P

ワタシがかつて「ビッグデータの不都合な真実」で仕事を取り上げたアーヴィンド・ナラヤナン(Arvind Narayanan)が書いた本が、『仮想通貨の教科書』として邦訳されているのを日経 BP 社の橋爪さんに教えてもらった。仮想通貨の教科書作者: アーヴィンド・…

ドン・タプスコットのブロックチェーン本の邦訳が来月出る

P2P

ドン・タプスコットまでがブロックチェーンの本を書いていることはおよそ一年前に取り上げたが、原書の刊行は今年の5月で、それからおよそ半年で邦訳が出るのを知る。ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと…

『Mastering Bitcoin』日本語訳が『ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術』として書籍化されていた

P2P

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術作者: アンドレアス・M・アントノプロス,今井崇也,鳩貝淳一郎出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2016/07/14メディア: 大型本この商品を含むブログ (7件) を見る『Mastering Bitcoin』については…

SkypeはもはやP2Pアプリケーションではないのか……

P2P

マイクロソフト、Skypeの土台技術をPtoPからAzureへほぼ移行完了 - ZDNet Japan マイクロソフト、Skypeをピアツーピアからクラウドベースのアーキテクチャへ移行中。数カ月以内に完了予定 − Publickey マイクロソフトが買収した時点でこうなることは読めてい…

ビジネス層向けブロックチェーン本のトレンドは続く

P2P

The Business Blockchain – AVC テック系でないビジネス層の読者に向けたブロックチェーン解説本というと、ドン・タプスコットの新刊『ブロックチェーン革命』がもうすぐ出るが(あれ? なんでワシはこれを「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることに…

『Mastering Bitcoin』日本語訳がネット上に全文公開されていた

こないだ「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2016年版)」で、ビットコイン/ブロックチェーン本の邦訳が未だ出ていないと書いた。のだが、その後 id:ryozo18 さんに、『Mastering Bitcoin』は既に九カ国語に翻訳されており、その中に日…

どうしてオライリーのビットコイン/ブロックチェーン本の邦訳が出ないのか?

P2P

Bitcoin は「失敗した」と主要開発者が離脱を表明したり、一方で英国政府が「ブロックチェーン技術を積極活用すべし」との調査報告書を公開したりと2016年になっても何かと話題のビットコイン/ブロックチェーン界隈だが、個人的に細かいことで一つ疑問に思…

朝山貴生氏の「世界の金融機関がフィンテックの本命としてブロックチェーン技術にこぞって投資する理由とは?」シリーズにやられた

P2P

世界の金融機関がフィンテックの本命としてブロックチェーン技術にこぞって投資する理由とは?(全3話中1話目) 世界の金融機関がフィンテックの本命としてブロックチェーン技術にこぞって投資する理由とは?(全3話中2話目) 世界の金融機関がフィンテック…

ドン・タプスコットまでがブロックチェーンの本を書くとはな!

P2P

近年では『ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ』や『マクロウィキノミクス』の邦訳で知られるドン・タプスコットだが、来年5月に「ブロックチェーン」を題材とする本を出すとな!Blockchain Revolution: How the Technology Behin…

[YAMDAS Projectトップページ]


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
YAMDAS現更新履歴のテキストは、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

Copyright (c) 2003-2023 yomoyomo (E-mail: ymgrtq at yamdas dot org)