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「ジャーナリスト自身が運営する404 Mediaにみる「オルタナメディア」の可能性」のフォローアップ

wirelesswire.jp

先週公開された WirelessWire News 連載記事だが、これを再度掲げるのは、言うまでもなくこの文章が期待したほど評判にならず悔しく思っているからである(笑)。この文章のフォローアップをさせてもらう。

ありがたいのは、この文章に触発されて、404 Media の創始者4人が在籍していた Vice の終焉についてコリイ・ドクトロウが書いた文章を heatwave_p2p さんが訳してくれたこと。

p2ptk.org

これを読むと 404 Media の4人が感じた怒りが分かるように思う。

この文章の後半に書かれる、Vice の経営陣が最後あたりに考えた「ウェブサイトを捨てて」「ソーシャルメディアで発信する」という新しいビジネス戦略(?)の逆をやったのが、「Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日」で取り上げた The Verge の「ホームページに多額の投資をし、ウェブサイト自体をダイナミックな目的地とすることを目指した大規模な再設計」だったのだなと思い当たる。

text.baldanders.info

文章公開時にも書いたが、元々は WirelessWire News 連載に Google について書くつもりでいたのが、heatwave_p2p さんが「脱メタクソ化か、死か」を訳しているのを読み、それはもういいかと思った経緯があり、実はお互い影響を与え合っているのですね。

ワタシが WirelessWire News 連載に書いた他の文章でも、「ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪」もドクトロウのメタクソ化(enshitification)論を前提にしているわけで。

www.theverge.com

これは8月に公開されたポッドキャストだが、目を通したのは WirelessWire News 原稿を書いた後だった。インターネットを代表する風刺サイト、嘘ニュースサイトとして知られる The Onion が所有者を転々とした後、ある意味 404 Media のように当事者たちの手で復活し、紙メディアにまで再進出するという驚きの話が読める。

当然ながらというべきか 404 Media など、ワタシの文章でも取り上げた「新たなオルタナメディア」への言及がある。具体的には Dropoutサブスクリプションで成功しているのに言及した後である。

それに彼らだけではない。このモデルの先駆者だったのが、DefectorAftermath404 Media だ。我々も、購読者にかなり依存して、彼らを本当に喜ばせ、メールで何か送ることができるが、他のことだってできる。動画を作ってもよい。昔ながらのやり方で広告を売ることもできる。それが我々がやろうと決めたことだ――人々をだまして始終何かをクリックさせるのじゃなくて、我々のコンテンツを純粋に好きな人たちを基盤にする会社を立ち上げることで、そこが我々の現在地なんだ。

The Onion も Defector 以降の独立系メディアのモデルを多いに参考にしているわけだ。

frontlinepress.jp

日本のオンラインジャーナリズムを考える場合、どういうプレイヤーがいるかというのでいくつか名前を挙げたが、ワタシ自身そのあたりに特に知識があるわけがないので抜けてないかなというのは心配であったのだが、少し前に X で FRONTLINE PRESS のアカウントからフォローされたのは、そのあたりの意思表示だと解釈した。

案の定、恥ずかしながら知らなかったので、読ませていただきます。

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