ご存知ABC振興会に掲載された『Lost In Translation』の感想なのだが、なるほど、そういう映画だったのだなと(未見にも関わらず)日本人としてすんなり分かった感じがした。
かつて柳下毅一郎さんは、「ソフィア・コッポラにおもしろい映画が作れるわけがない」と悪し様に書いていたし、ワタシ自身ソフィア・コッポラがゴッドファーザーサーガに拭いがたい汚点を刻んだことに対する殺意に近い感情は未だ残っていて、あの女の映画なんか誰が観るかという感じだったが、『Lost In Translation』は公開されたら観てみようかなと思う。
なお、lost-in-racism.org というアンチサイトもあるので、気になる方はそちらも観てみるとよいでしょう。