このニュースについては Moleskin さんがきれいに落しているが、結構意外に思った。モンティ・パイソンのCDボックスのブックレットにコメントを寄せているくらいなので少しはポップカルチャーに触れているという先入観があったし、クラプトンなぞチャリティーイベントでそのチャールズ皇太子と並ぶ機会もある一種の名士なわけで、名前ぐらいは知ってると思っていたが。
しかし、エリザベス女王とロックといったら何と言ってもスミスの "The Queen Is Dead"(同名アルバムに収録)だよな!
だから僕は宮殿に押し入ったんだ スポンジと錆びたスパナを手に 女王は言った。「あら、あなたのことは存じておりますわ。あなたが歌えないということも」 僕は言った。「くだらない。僕がピアノを弾くのを聞いてくれなきゃ」
全盛期モリッシーの破壊的ユーモア全開な歌詞だが、次作にしてラストアルバムとなった『Strangeways Here We Come』の "Death of Disco Dancer" では実際に唯一のピアノ演奏を披露してファンを驚かせている。