『デジタル音楽の行方』への反応も遂に20回目に達した。この本のプロモーションはまだまだ続けるよー。
さて、今回は DJ BAMBOOのブログ/ポッドキャスティングのエントリから引用。
この本を読んでいると、非常にフラットで引いた視点から考えたときに、どういう構造が表現者にとって、最もよい形なのか、深く考えさせられます。
やはり実際音楽に携わる人からの評判はよいのだが、「新しい創傷治療」というサイトで本書への感想を見かけてちょっと驚いた(2006年1月28日)。
本書でも指摘しているが,水道水がただ同然の値段でいつでも使える一方で,高価なミネラルウォーターもどんどん売れている。要するに付加価値のあるものは,それを必要としている人には高くても売れているのである。
ここで書かれる「著作権が切れた楽譜は全てPDFファイルなどにデジタル化して国立図書館などのサーバーに保存し,インターネットを介して誰でもただで楽譜をダウンロードできるようにすればいいのでは」という話は興味深い。