Google による Wiki サービス企業 Jotspot の買収が昨日のトピックだったわけだが、TechCrunch にもあるように、およそ半年前は Yahoo! が買収するのではというウワサがあった。
しかし実際には Google による買収の歴史の新たな1ページが加わったわけである。YouTube に続き、またしても Yahoo! は有望株を買い損ねたのではないか。
Jotspot というと eBay への Wiki 導入を手がけている印象が強かったのだが、Steve Rubel は「Socialtext と違って JotSpot はエンタープライズ分野から離れつつあり、オンラインコンシューマのほうに向かっていたからよいのではないか」と分析している。
CNET Japan の記事で Joe Kraus の所信表明が読めるが、Jotspot がそのまま Google Wiki になるというよりも、彼らの Wiki 技術が Google のウェブアプリケーションのコラボレーションエンジンとなることを想定しているようにも読める。
これについてはいろいろ推測も可能だが、今回の買収については好意的な評価が多いようだ。もっともこの手の話は、ぴったり! な組み合わせに見えても案外うまくいかない事例も結構あるので成功が約束されているわけではないのだけど。