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はてなは「ユーザの広報日記」をやるとよいのではないか

こないだの『週刊はてな』「こんな人も書いてます」を紹介しているのを見て思ったのだが、はてなは広報日記をやるべきじゃないだろうか。

いや、既にはてな自体の広報日記はある。ワタシが言っているのはそれじゃなくてはてなユーザを広報する日記だ。

これはワタシが単著祭エントリで、「はてなの人たちは自分のとこのユーザにこれだけ優れた書き手がいる自覚あんのか、コラ!」と書いたこととつながる。以前近藤さんと話していて、書籍化もされた某はてなダイアリーのことを知らなかったと言うのに呆れたものだが、どこもそんなものなんだろうか。

ワタシが書いてるのは大掛かりな話ではなくて、対象とするユーザは実名、筆名、芸名を明らかにしているはてなダイアリー市民に限り、作家やライターであれば新刊が出たとか大きなイベントに出るといった情報、タレントさんであれば出演する新番組が始まるとか、映画が公開されるといった情報を宣伝する。

そして重要なのは、はてなでブログ書いてて原稿執筆につながるケース、最近の例でいえば週刊ビジスタニュースに寄稿した伊藤聡さん(id:zoot32)とか、そうしたチャレンジをフォローするのだ。

各人のブログでの発表の後追いになっても構わない。「はてながこういう仕事をした」も重要だが、「はてなユーザがこれだけの仕事をした」の蓄積も同じくらい、いやそれ以上に重要ではないか。そしてその蓄積は、大げさに書けば21世紀日本の文化史の一断面になると思うんだけどね。

以前、「もっと身近なところで運営側のユーザ生成コンテンツへの目配りが新規ユーザを盛り立て、結果的にユーザの増加につながらないか」と書いたことがあって、これは新規加入ユーザの盛り立ての話だが、「はてなユーザがこれだけの仕事をした」も新規ユーザを獲得する重要な広報活動になるんじゃないか。

それにそういうのを本気でやったら、はてなのユーザの幅広さに、「はてな村」とか「増田」といったあたりに代表される符牒めいた表現がいかに陳腐が分かると思うよ。

まぁ、はてなは広報もアレっぽいので期待するだけ無駄かもしれないが。

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