これも RWW からだが、今年のMIT の SENSEable City Lab で取り組まれている Wikicity プロジェクトの Etech での講演が取り上げられている。
この WikiCity について日本で取り上げているのは「破壊的トレンド」ぐらいしか見つからなかったが、携帯電話の通信データを分析することで、都市における人間の動きをリアルタイムに視覚化しようとするものらしい。
名前に Wiki とついているけど、それよりモバイルウェブ技術の分野で、今年の Etechのテーマの一つである「センサー」ネットワークに関するもので、「G空間」サービスの話ともつながるものだろう。
ただまだ実用的となるまでは課題も残っており、今の時点では WikiCity はまだ情報ポルノ(info-porn)の段階という指摘もある。ただ情報を集めて視覚化しただけで、そこからのフォロースルーがないということか。