これはすごいねぇ。
冷静に考えると Kindle 限定だし、いかにも過渡的というかこれが一般的なモデルになりうるかは疑問だが、個人ブログのページが Amazon.com にできるのはやはりインパクトがある。
ただ TechCrunch が報じているように本人認証をロクにやってないようで、他人のブログはおろか他人の本まるごとも勝手に売れるのが現状みたいで、これは手抜かりとしか言いようがない。
セルフパブリッシングについては、「セルフパブリッシングビジネスの真の夜明けは来るか」と「ネットと出版をめぐるとりとめのない話」という二つの文章を昨年書いているが、とうとう Lulu.com も本格的に Amazon と戦うことになるのか。
一方で日本における電子ブック市場は何とも活気がない。
結局、Kindleを作ったのがハードウェアメーカーなんかじゃなく、Amazonだったからうまくいったってことじゃないかしら。AmazonがKindleというデバイスで利益を出すためにリソースをつぎ込んだからこそ、今のKindleがある、と。
なぜ日本の家電メーカーがKindleを作れなかったのか - P2Pとかその辺のお話@はてな
そうだとすると先行きは難しいなぁ。