ジャコ・パストリアスの名盤が安くなっている＆伝記映画が作られるそうだ

Amazon で980円以内で買えるCDを紹介する「Amazon980円劇場」だが、今回はジャコ・パストリアスのソロ作をご紹介。

ワタシはジャズに関しては文句なしの初心者だが、この2枚はジャズとかどうとかそういうのはまったく関係なしに名盤なので先入観抜きに聴いてみるのをお勧めするよ。彼の閃きと中毒性に満ちたベースを堪能いただきたい。

特にセルフタイトルのファースト（邦題は『ジャコ・パストリアスの肖像』）を制作当時ジャコは20代半ばで、キャリア的にははっきりいってまだ駆け出しと言ってよい。それが錚々たるゲストを迎え、しかも彼らの存在にまったく臆することなく創造の羽を大きく広げている。

さて、今回彼のアルバムを紹介したのは、ちょうど彼の伝記映画が作られるのを知ったのもある。

といっても現時点ではあまり情報がなくて、ワタシも Facebook に Jaco: The Film というページができてるので知ったくらい。現在ポストプロダクション中で、完成は秋とな。

調べてみると公式ページっぽいものができている。

Stephen Kijak という人が監督らしいが、日本でも一昨年公開された『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』の監督なのか。それならミュージシャンの伝記映画を撮るのに適した人だろう。

昨年完成していたら生誕60周年記念になったのだが、今年も没後25年という区切りではある。この非業の死を遂げた天才ベーシストに少しでも脚光が当たるきっかけとなればと思う。