アドビが新しい ePub 向けデジタル著作権管理(DRM)を導入することを発表したが、それが今年の7月までにユーザ全員に DRM のアップグレードを強いるもので、それをしないユーザは切り捨てられることになる、というので騒ぎになった。
で、その反響を受けアドビは7月までにユーザに DRM のアップグレードを強いることはしませんから、と姿勢を緩和させた。
ワタシがマガジン航に「電子書籍にDRMは本当に有効か?」を書いたのは4年近く前だが、こんなことが起こりうるから DRM はユーザにとって有害なのだ。
そんなのとっくの昔から分かってたはずなのに、電子書籍でも音楽業界の歴史を学ぶことなく過ちを繰り返すのが解せない。