Linux の2025年の占うというありがちな記事だが、Linux は相変わらずエンタープライズ分野で伸びるだろうし、クラウド分野でも Linux の役割はますます大きくなるし、コンシューマ分野でも Android のおかげで Linux はモバイル界の世界的リーダーだよ、ゲームの世界でも Proton や Steam Deck のおかげで Linux の世界でもゲームは身近になりつつあるし、AI でも Linux は輝くで!
……といった感じなのだが、これって「Linux の2024年を占う」という記事タイトルで書かれていても通用する内容じゃね? と思ってしまう。この手の話題で恒例の「Linuxデスクトップ元年」をぶちあげていないところは誠実なのかもしれないが。
まぁ、書かれている内容自体に文句はなく、もはや Linux を抜きにしたコンピューティング環境はありえないのに間違いはないだろう。しかし、「オープンソースの失われた10年と「オープンソースAI」の行方」に書かれるような危機意識はあってもよいと思ったりした、がレイヤーが違うと言われるか。
ネタ元は Slashdot。