ニコラス・カー先生の新刊については「ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷」で取り上げているが、書き下ろしでなく発表済の文章の選集なため、邦訳は出るかなと思ったが、ちゃんと出ますね。
ウェブに夢見るバカ ―ネットで頭がいっぱいの人のための96章―
- 作者: ニコラス・G・カー
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2016/12/26
- メディア: 単行本
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『ネット・バカ』、『オートメーション・バカ』と続き、邦訳が出るなら『ユートピア・バカ』になるだろうと予想していたが、外れてしまった。とはいえ、書名にちゃんと「バカ」が入っており、青土社のおかげで遂に「バカ三部作」が誕生してしまったわけである。アホか。
ともかく、冷や水をぶっかけることにおいては並ぶ人のいないカー先生には、次作には邦訳が『AIバカ』になるような本を期待したいところである。