はい、ハヤカワ新書の10月刊は廣田龍平『ネット怪談の民俗学』とシャノン・マターン『スマートシティはなぜ失敗するのかーー都市の人類学』(A City Is Not a Computerの邦訳)ということで、特定の界隈にアツいラインナップとなっています
— 限界編集者 (@shotichin) August 23, 2024
ということで、シャノン・マターン『A City Is Not a Computer』の邦訳が出るとのこと。
ワタシは2021年末に「シャノン・マターン『都市はコンピュータではない』で考えるスマートシティ的発想の限界と都市の多様性」を書き、翌年には「シャノン・マターン『都市はコンピュータではない』はやはり邦訳が出るべきではないか」と改めて邦訳を待望する文章を書き、さらには WirelessWire News 連載の「クリストファー・アレグザンダーと知の水脈の継承」でもこの本を取り上げている。
これくらい継続的に(しつこく)シャノン・マターンの本を取り上げ、推してきた人間は日本ではワタシくらいではないか? ハヤカワ新書での邦訳刊行はめでたいことである。