先週、話題となったこの記事には、このブログでも頻繁に洋書を紹介し、年に一度洋書紹介特集記事にまとめているワタシもいささか動揺した。
Amazon Japan が洋書の取り扱いを止めてしまうことの何が問題なのか? 以下のばるぼらさんの投稿に賛同する。
メモ:Amazon․co․jpで同社都合による洋書のキャンセルが相次ぐ。取り扱い終了を懸念する声も? https://t.co/6G949OzkV9 日本の洋書店をつぶしまくった後にこれをされたら、文化的に日本はますます閉じこもってしまうかもな……
— BArB/A🌿 (@blogdexjp) August 28, 2024
なんというか、昭和の時代にダイエーが個人商店をつぶしまくり、平成になってそのダイエーが経営危機になって撤退した後には焼野原だけが残ったみたいな話の令和版というか……たとえが古すぎるか。ともかく、今 Amazon に手を引かれてしまうと、洋書の入手が一気に昔に逆戻り、というか昔よりもはっきり悪くなってしまう。
また「文化的に日本はますます閉じこもってしまう」という危惧があったからこそ、ワタシもアフィリエイト収入は期待できないのに意地でも洋書を紹介してきたわけで、でも、今の日本でその主要な入手先である Amazon が取り扱いを止めてしまったら、それも強まるのは確実である。
Kindle があるからそれで洋書買えばいいじゃんという向きもあろうが、Kindle のソフトウェアはバグが多くなりどんどん悪化しているという指摘を知ると、電子書籍プラットフォームとしての Amazon もあまり信頼できないのよね。