ワタシがかつて「ビッグデータの不都合な真実」で仕事を取り上げたアーヴィンド・ナラヤナン(Arvind Narayanan)が書いた本が、『仮想通貨の教科書』として邦訳されているのを日経 BP 社の橋爪さんに教えてもらった。
- 作者: アーヴィンド・ナラヤナン,ジョセフ・ボノー,エドワード・W・フェルテン,アンドリュー・ミラー,スティーヴン・ゴールドフェダー,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本
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- 作者: アーヴィンド・ナラヤナン,ジョセフ・ボノー,エドワード・W・フェルテン,アンドリュー・ミラー,スティーヴン・ゴールドフェダー
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/12/13
- メディア: Kindle版
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言われてみると彼がこうした本を書くのは必然であり、というのも彼はプリンストン大学の Coursera で(という表現はヘンか?)Bitcoin and Cryptocurrency Technologies という講座を持っているからだ。
というか、この講座名が今回の本の原題にもなっていて、要はこの講座の教科書みたいなものなんですね。
柏野雄太さんも本書については、以下のように誉めている。
仮想通貨の教科書 https://t.co/iZuat90cTF コーセラのこの講義 https://t.co/9npVCUhhkH の副読本.かなり良いです.アントノポウロス本と合わせて,暗号通貨・分散台帳を語るなら最低これくらいの知識はもって欲しいですね… pic.twitter.com/eIAEN9UliD
— Yuta Kashino (@yutakashino) December 12, 2016
『Mastering Bitcoin』と並ぶ本なら相当なものだろう。