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誰もがテクノロジーについて理解しなければならない12のこと

一昨年からは Fog Creek Software の CEO であるアニール・ダッシュだが、面白い文章を書いている。

テクノロジーは産業ではなく、既存のシステムや制度の文化や経済を変える手法である、という宣言から始まるテック論だが、とりあえず見出しだけ紹介しておこう。

  1. テクノロジーは中立ではない。
  2. テクノロジーは不可避ではない。
  3. テクノロジーに携わるほとんどの人は心から善をなしたいと思っている。
  4. テクノロジーの歴史はしっかりと記述されておらず、ほとんど理解されていない。
  5. ほとんどのテクノロジー教育には道徳上のトレーニングが含まれない。
  6. テクノロジーは多くの場合、そのユーザについて驚くほど無知なまま作られる。
  7. テクノロジーにはたった一人の天才的な創造主というものは存在しない。
  8. 大抵のテクノロジーはスタートアップからは生まれない。
  9. 大抵のテック系大企業は、広告、大規模ビジネス、個人向けの3つのうちのいずれかでお金を稼いでいる。
  10. 大企業の経済モデルは、あらゆるテクノロジーを歪曲する。
  11. テクノロジーは機能と同じくらいファッションが目的となる。
  12. どんな制度にもテクノロジーの悪用を抑える力はない。

テック論として、その通りという項目もあれば、逆じゃないかという項目もあるが、詳しくは原文をあたってくだされ。

ネタ元は Four short links

日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術

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