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JavaScriptの生みの親ブレンダン・アイクが語る「壊れてしまったウェブの正し方」

JavaScript の生みの親として知られ、Mozilla の CEO にもなったものの残念な経緯でその座を降りた後は、Brave を起業してまたブラウザソフトウェアの開発を手がけているブレンダン・アイクのインタビュー音声が公開されている。

その内容が『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』にも重なるものがあったので、要点を日本語に訳しておく。

  • 壊れてしまったウェブを正す:監視資本主義(surveillance capitalism)が大手を振り、消費者はプライバシーやデータのやり取りに疲弊している
  • サードパーティの広告モデルの破壊:インターネットとテレビの広告が融合するところに大きな破壊が起こりつつある。我々はより多くのコンテンツをサポートする新たな手段を見つける必要がある。
  • 暗号通貨と脱中央集権化(decentralization)の受け入れ:我々のシステム(Brave)は最終的には分権化することになる。
  • 消費者は広告システムにオプトインできるべきだし、企業はプライバシーバイデザインを受け入れなくてはならない。
  • オープンソースは企業にとって手持ちの掛け金だ:ブロックチェーンの大きな価値は、コードがオープンソースであり、その台帳がすべてオープンで公開されており、監査可能であることにある。
  • ユーザの興味と合致する企業を作る
  • ブラウザ戦争は終わっていない:Chrome などのブラウザが広告企業の手にある世界では、新たなブラウザが必要だ。

ブレンダン・アイクの現在のウェブは壊れてしまった、それを正すには脱中央集権化(decentralization)が必要だし、それを実現するバックにはブロックチェーン技術が有望という認識は、もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについてに書いた話と共通する。彼が手がける Brave ブラウザがインパクトをもたらすシェアを獲得できるかは分からないけど。

あと彼も監視資本主義(surveillance capitalism)という言葉を使っているが、ワタシが最初にこの言葉を見たのはニコラス・カー先生の文章だったかな。今では Wikipedia に項目ができている

Tug of War: Surveillance Capitalism, Military Contracting, and the Rise of the Security State (Carleton Library)

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The Age of Surveillance Capitalism: The Fight for a Human Future at the New Frontier of Power

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