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クワイエット・プレイス

ひと月以上映画館から足が離れていたのだが、とても評判の良いホラー映画と聞いて公開初日に観に行った。

ワタシはかなりビビりで、ホラー映画でよくある「ドン!」という衝撃にビクっとなりやすく、映画館で観ると恥ずかしい思いをしてしまう。本作でもそれが数か所あって、参ったよ。

ワタシは一人で郊外のシネコンで観たのだが、リア充っぽい5人くらいの男女が2、3組ぞろぞろとやってきて、彼らの話声や食べ物をがさごそやる音が気になっていた。が、最後のクライマックス時には場内が完全に無音になっており、それくらい観客を引き込む映画ということですね。

主役の夫婦は実生活でも夫婦とのことで、妻役の人はどこかで見たと思ったら、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で観ていたか。

いや、本当によくできていたと思う。例によって家族の物語なのだけど、長女の設定がうまかった。妻役がどうしようもなく絶体絶命の立場に陥るのだが、それをどう逃れられるか、伏線の組み立て方が巧みなのだ。というか、あんな能力の偏った生命体だったら、あそこまで人類滅亡近くまで追いやられることなんかない気もするが、この手の映画にそれを言っちゃいけないでしょう。

ただその妻役を窮地においやるアレが最後近くにもう一度くらい物語のフックになるかと思いきや、そうならなかったのが少し不思議だったな。

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