はてなダイアリーの終焉を知ったとき、はてなグループもいずれそうなると思っていたので、正直そこまで驚きはない。
はてな社内では、はてなグループは徹底的に利用されていて、技術仕様、日報、メモ書き、ミーティングアジェンダ〜議事、プレゼンテーション、社内告知、雑談、サービスアイディアのディスカッション等々、毎日のように情報を書き込んで、誰かの書いた情報を見ていた。
はてなグループ終了に寄せて - #生存戦略 、それは - subtech
とはいえ、かつてはこれほどはてな社内で使い倒されていたはてなグループであってもサービス終了を免れないのか、と嘆きたくなる気持ちはある。そのあたりを今村勇輔さんが的確に表現している。
エー!はてなの社内情報システムだから大丈夫と思っていたのにのにのに…。はてブとはてなブログ以外は技術的負債の解消を徹底して避けるなあ。もう技術のはてなじゃないね■2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 (id:hatenagroup) https://t.co/SI5as4iqFO
— 今村勇輔 (@yimamura) July 3, 2019
[2019年7月16日追記]:本件について今村勇輔さんはブログも書いているので、そちらも参照いただきたい。
特に B2C 事業はもうどうでもいいというか、ユーザベースを救おうという気概も技術力もないのだろう。
さて、はてなグループの終了で、はてなユーザとしてのワタシの影響があるのかというと、ない。
ワタシがはてなグループを使っているのは、モヒカン族グループの中で犬は吠えるがモヒカンは進むをやっていたのが唯一だからだ。モヒカン族!
見れば分かる通り、これがネットから失われても特に損失はないので、ワタシとしても特に何か手を打つ気はない。しかし、はてなグループを主な活動な場にしていた、ここに大事な蓄積がある人はいるはずで、そういう方々の不都合を最小限にしてほしいと願うばかりである。