サルマン・ラシュディの『真夜中の子供たち』というと、20世紀文学を代表する作品とされており、いわゆる名作リスト入りの常連である。ワタシのブログでも取り上げた以下のリストに入っている。
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日本ではその単行本が長らく絶版状態だったのだが、岩波文庫入りしている。

- 作者:サルマン・ラシュディ
- 発売日: 2020/05/16
- メディア: 文庫

- 作者:サルマン・ラシュディ
- 発売日: 2020/06/17
- メディア: 単行本
ワタシはこれに実はかなりビックリした。岩波文庫に入る本って、既に亡くなった著者のものだけだと思い込んでいたためである。
実際にはそんなこともないみたいだが、文庫本になってアクセスしやすくなり、新しい読者を獲得するのではないか……などと他人事のように書いているが、ワタシ自身これまでは手が伸びなかった人間なので、これを機に読んでみたほうがよいのだろうな。