アリゾナ州北東部にある化石の森国立公園は、世界最大規模の珪化木(樹木の化石)の集積所として知られる。その化石の美しさゆえに「これ欲しいな……盗ったところでバレんだろ」と思わず石をこっそり持ち帰る人が多いらしいのだが、珪化木を盗むと「呪い」にかかるという話があるという。
これだけ聞くと、おいおい、ホントかよと思うが、実際、石を盗んだ後に仕事の失敗やら結婚生活の破綻やら健康問題やらに見舞われ、「これはあの石を盗んだせいか?」と悩んだ挙句、謝罪の手紙とともに石を化石の森国立公園に送り付ける人が多いらしい。
化石の森国立公園、そして珪化木の呪いについては、こちらをご覧いただきたい。本当にあるんだね、そんな話。
で、化石の森国立公園が受け取った手紙は、1934年以来1200通(!)を超えるらしく、それらの手紙をまとめた BAD LUCK, HOT ROCKS なる本が10年近く前に刊行されているとのこと。マジかよ!