yomoyomoの読書記録に田辺忠幸『最古参将棋記者 高みの見物』を追加。
将棋の本の読書記録なんか書いても大部分の読者には面白くもなんともないのは承知しているが、別の翻訳をやろうとしたが気分が落ち込んでできなくなったので、前回同様大分前に読んでいて書きかけていた読書記録をまとめさせてもらった。
本当なら『ウェブログの心理学』の読書記録を書けばよかったのだが、これも時間切れ。先に書いておくと、まっとうなのは予想通りで、なおかつ思っていたよりも楽しい本だった。
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yomoyomoの読書記録に田辺忠幸『最古参将棋記者 高みの見物』を追加。
将棋の本の読書記録なんか書いても大部分の読者には面白くもなんともないのは承知しているが、別の翻訳をやろうとしたが気分が落ち込んでできなくなったので、前回同様大分前に読んでいて書きかけていた読書記録をまとめさせてもらった。
本当なら『ウェブログの心理学』の読書記録を書けばよかったのだが、これも時間切れ。先に書いておくと、まっとうなのは予想通りで、なおかつ思っていたよりも楽しい本だった。
「現在はヨーグルトで1週間生活に挑戦中です」とのことだが、早く誰か「一週間水だけで生活できるのかBlog」に挑戦してほしいところですな。
全然関係ないが、飴関係ではシュガーレスの製品が多いのにヨーグルトでシュガーレスって見ないように思うのだが、ワタシの見ている範囲が狭いだけ? それなりに受けると思うのだが。
こないだ紹介した山根信二さんのウェブログの「エンターティメント業界におけるハッカー的なもの」より引用。
ゲーム業界でもGame Developers Conference 2005レポートの中で「ツールプログラマーがステータスのある花形職種になっている」と報告されている.利用者が開発者でもあるオープンソース業界ならば,ツールやモジュールをつくるプログラマーが称賛されることに不思議はないのだが,オープンソースとはいいがたいゲーム開発業界でそれが実現しているとは思わなかった.
山根さんの文章を読んで、ワタシは自分が昔訳した「オープンソース・ゲームをプレイする」を思い出した。
まずは「ゲームは描かれるもので、プログラムされるものではない」の章には以下の記述がある。
プログラマーの役割は今では、アート・テクノロジーに関して前面から引っ張るというよりも、優れたツールを作り、アーティストやレベル・デザイナーが仕事をできるだけやりやすくするようにすることから成っている。
そして「フリーの市販ゲーム」の章を見てみよう。
大抵のゲーム会社は、たくさんの社内用ユーティリティ、エディター、ファイル・コンバーター、そして場合によってはコード・ライブラリを開発してきている。そうしたものはしばしば大変粗いつくりになっていたり、特定の作業に強く特化されていたりするが、こうしたものがオープンソース化のとっかかりとなるだろう。
こうすると「ツール」を介してかなり遠い位置に見えるゲーム業界とオープンソースのつながる可能性が見えてくる。もちろん元記事はオープンソースの話ではないのだが、この文章の見ていた方向性が正しかったことは分かる。
今読むとさすがに古くなってしまっているところも多いが、このように紹介できる文章を訳せたことを嬉しく思う。
Novell の Hula Server については jwz の「グループウェア、ダメ!」以外特に論じた記事を見かけなかったのだが、@IT の自分戦略研究所に連載されているコラム「開発者が学ぶべきこと」で肯定的にとりあげられている。
余談だが、この Tim Romero という人のコラムは面白いものが他にもあり、てっきり海外サイトの記事の翻訳だと思っていたのだが、本文の最後のところを読んで、はじめてこれが独自コンテンツだと気付いた。
xml-dev メーリングリストでなぜか REST をネタにしたモンティ・パイソンのパロディ披露合戦が起こっていて笑ってしまった。
ここ数日 Wikipedia 絡みのニュースをいくつも目にしたのだけど、このようにニュースまみれ(?)になる時期にきたということなのだろう。
まずは Yahoo! が Wikipedia のサポートを行うというニュース。Wikipedia へのリンクを Yahoo! Search に追加するかわりにハードウェアリソースを提供するというもの。
Angela Beesley のところに主要リンクがまとまっているが、以前の Google のときの話との比較(this offer had remained relatively private until today)が書いてある。
次に Wikipedia の CD/DVD エディションが発売になるというもの。ドイツ語版のボックスセットが既に発売されているというのも始めて知ったが、英語版は DVD 二枚に収まらないのではないかとのことでそれもスゴいな。
さて最後は正確には Wikipedia のニュースではないが、マイクロソフトの Encarta が Wikipedia 的手法を導入しているとのこと。
ただもちろん全部マイクロソフトのものになるわけで、Jimmy Wales もその点についてブログで言及している。
叩き台が既にできている。
同志募集中! とのことなので、この手の話に興味がある方はどうぞ。ワタシは後ろ向き志向なもので……
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