気づいた人はいないだろうが、ZDNet Japan の ITmedia への移行にあわせて、少し前に YAMDAS Project 内の zdnet.co.jp へのリンクを itmedia.co.jp に全変換させてもらった。まだリダイレクトされるけど、いつまでもじゃなかったはずだし。
実は小生、以前は自サイト内のリンク切れに極度に敏感で、できる限りそれをなくすことに執着していたのだが、最近ではかなり気持ちが緩くなり、あえてリンク切れを放置しているものもある。
ITmedia への移行は、サブディレクトリ以降は基本的に変更なしだったので楽な部類だったが、移管されない記事も結構あり、そうしたものについては特に文脈上リンクが必要なものについては Internet Archive を利用し、それ以外は元の文章を書き換えて削除させてもらった(MacWire がバッサリなくなった関係で、藤本裕之さんの連載が読めなくなったのは困った)。でも、あんまり Internet Archive 使いたくないんだよね。これは個人的な感覚の問題。
個人ニュースサイト管理者など飽くまで即時性重視で、リンク切れは気にしないだろうが(新聞社のサイトなんて一定期間したら消えてしまうし)、当方はできるだけ普遍的で時間の経過に左右されない文章を書きたいと思っており、サイト内のリンクについてもその流れでできるだけ接続性を保ちたいという気持ちがあった。
しかし、現実には時間の経過に左右されない文章をウェブに書くというのが無理であることが分かってからは(これについてはいつか書きたい)、サイト内のリンクにしても少しは余裕を持って考えられるようになった。リンク切れだって一つのメッセージ……とは言い過ぎかな。しかし、人間の根っこのところはそう変わらないもので、神経質なところがモロに出て、今回の変更にあわせてリンク切れをいろいろ修正させてもらった。