- Rough Type: Nicholas Carr's Blog: The death of Wikipedia
- Rough Type: Nicholas Carr's Blog: Now, let's bury the myth
『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』(asin:4270000627)や The amorality of Web 2.0 を巡る論争でもおなじみ、逆張り大王ニコラス・カーが Wikipedia の死を宣告している。コメント欄には Ross Mayfield や Dave Winer の名前も見えますな。
ニコラス・カーの主張は、Wikipedia が掲げる「誰でも編集可能な百科事典」といううたい文句は Jimmy Wales の半保護(Semi-proctetion)の項目が半保護であることを明記する必要をなくすという提案により裏切られ、それは Wikipedia の死を意味するというもので、はてなブックマークの人気エントリにもなった Steven J. Vaughan-Nichols の「Wikiは時間のムダだ」も引き合いに出されている。
こういう話題に Rauru Blog が反応しないのはおかしいなと思ってアクセスしたら、ドメインの期限が切れてる?
[5月30日追記]:Nicholas Carr の主張の内容には詳しく触れられなかったのだが、ced さんが「Wikipediaの理想と現実」で解説されているのでご紹介。ただ Carr の宣告については、「お前以前は Wikipedia のオープン性そのものを批判しとったやんけ。お前の批判はセンセーショナリズムや」という Ross Mayfield の Nick Carr is the New Dave Winer(すげぇ、タイトル)という批判もある。あと Rauru Blog は復旧したみたい。