オアシスが1996年にネブワースで行ったライブについては、実はこれまでちゃんとライブ全編の映像を観たことがなかったこと、そして、地方在住のワタシはおそらく彼らの来年の来日公演には行けないだろうというのがあり、今回観ることにした。
この英国史上最大のライブの時代背景については、『LIVE FOREVER』などを観るのが良いのかもしれないが、ただ彼らの全盛期をとらえた映像として接してもよい。リアム・ギャラガーの突き刺すようなヴォーカルが圧倒的としか言いようがない。映画館で大音量で体験できて本当に良かったと素直に思う。
個人的な話になるが、1996年はワタシが就職した年であり、それから1997年までほぼ2年近くもワタシは躁状態だった。というか、それ以降、ある程度の期間躁状態になったことはなく、ある意味、ワタシの人生である意味もっとも楽しかった時期かもしれない。当然ながら、当時オアシスのアルバムはよく聴いていた。そんな楽しかった、しかし、実りは少なかった時期のことを思い出したりもした。
しかしなぁ、こういうライブ映画、なんで普通の映画よりも値段が高いのかねぇ。