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「ハッカー」という言葉は死につつあるのか?

「ハッカー養成塾」リンク集を作っておきながら何だが、ちょっと釣りっぽいタイトルをつけてみた。

digg などの作り手が TIME や BusinessWeek といった雑誌の表紙を飾る時代なのだが、彼らを評して「ハッカー」という言葉はあまり使われない。使われるのは「ギーク」である(もっとも「ギーク」だけだと広すぎるので、「アルファギーク」とか「Golden Geeks」とか差別化するわけだが)。

こうしたサービスに共通する、利用者が楽しめるサービスを思いつきひとつで立ち上げ、どんどん改良する様は「ハック」に違いないと思うのだが。「ハッカー」という言葉は死んだのだろうか。

ハッカー」は既に寿命を終えた「死んだ言葉」だと思う。ってなことを書くとハッカーな方々に怒られるかもしれないが,はっきりいってハッカー以外に「ハッカー」を正確に説明し理解できる人はいないと思う。「ハッカー」という言葉の定義はハッカーの内部で閉じている。故に「我こそはハッカー」と叫ぶ人を誰も止められない。

ハッカー」という言葉にしても、「ギーク」ほどでないにしてもそれなりに広がりのある、風通しの良い言葉だったように思うのだが、Linus Torvalds が「重要でない10人」に選ばれたというニュースなどもろもろが、「ハッカー」という言葉が Unix 文化あたりとともに過去のものとされているような印象と重なり、正直悲しい。もっとも単にワタシが狭い範囲しか見てないからそう感じるだけの可能性も大だが。

オープンソースマガジンの「ハッカー養成塾」を企画した編集者、並びにそこで執筆している方々はそのあたりにどの程度自覚的なのだろう。

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