Hotwire News(2009年9月25日)の「アース・ウィンド&ファイヤーが再びスポットライトに」という記事におっとなった。
アース・ウィンド&ファイヤーが今年で結成40周年を迎える。オバマ大統領にホワイトハウスでのパフォーマンスに招待されたのがきっかけで、バンドは大復活を果たした。最近では、80年代の全盛期以来初めてアリーナ級の会場に出演している。
本当かよ! ……と思ったら、確かに Newsweek などにそうした記事がある。ここは便乗させてもらって今回のAmazon980円劇場はアース・ウィンド&ファイヤーを取り上げることにする。
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EWF といえば70年代を代表するファンクバンドだし今もファンは多いが、その大仰な音楽性というか、飽くまで陽性でまぶしすぎるところが敬遠されてきた感もある。ピーター・バラカンは「ユーモアが足りない」といった言葉でそのあたりを表現してた記憶がある。
そのあたり好みが合えば、上に挙げた70年代中盤〜後半のアルバムはどれも自信をもってお勧めできる。音の洗練度合いが半端ない。しかし、『太陽の化身』、『暗黒への挑戦』、『灼熱の饗宴』、『太陽神』、『黙示録』と彼らの70年代のアルバムの邦題がプログレ並に大仰で、そのあたりも敬遠される理由なのかもしれない。
アルバムを辿る余裕のない人、そしてオリジナルアルバムに入ってない "September" がないと満足できないという人はベスト盤をどうぞ。
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ワタシの EWF 初体験も小学生のときに兄の部屋から流れてきた "September" だが、この世にこんな良い曲があるのかと驚いたのを覚えている。