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羽生善治の将棋への献身と『Masters of Shogi』

今将棋関係のニュースというと、何と言ってもあから2010が清水市代女流王将に勝利した話題だろうが、それではなく羽生が防衛した王座戦の話。

日本経済新聞夕刊に掲載されている王座戦の観戦記は、第一局が柳瀬尚紀、第二局が若島正という当代きっての(将棋ファンの)翻訳家が担当しているのだが、10月12日の若島正氏の文章を長めに引用させてもらう。

 イギリスの将棋愛好家として知られ、『羽生の世界』(英語版)という本まで作ったことがあるトニー・ホスキングが、先ごろ『マスター・オブ・ショウギ』という新刊を自費で出版した。この本は、古今の名局80局を羽生王座が選び、それぞれの急所の局面について解説を付けたもので、日本語版が出ないのが残念なほどである。江戸時代から現代にいたるまでの名棋士とその代表的な名局を取り上げ、それに羽生王座が現在の目から見た詳細な解説を加えた名局集が出版されたら、どれほどすばらしいだろう……とわたしは夢見ることがある。そういう本が出てこそ、文化としての将棋を後世に伝えることができるのではないか。
 それはともかく、こうしたあまり人目につかないところでも、羽生王座が(おそらくは無報酬で)将棋界にとって有意義な仕事をしているという事実に、わたしは感動してしまう。

これにはワタシも感動した。羽生さん素晴らしいよ。それに読みたいぞ、その本。

検索してみたら Masters of Shogi がその本のようだ。確かに江戸時代の名人に始まり、木村、塚田、升田、大山、中原、米長、谷川、加藤から同世代の佐藤、森内にいたるまで歴代の名人の名前が並んでいる。

Masters of Shogi: Games Collection

Masters of Shogi: Games Collection

一応 Amazon にもページはあるが、「この本は現在お取り扱いできません」とのことで残念なり。

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