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ヨハイ・ベンクラーの期待の新刊『The Penguin and the Leviathan』が今夏刊行される

Yochai Benkler(読みはヨハイ・ベンクラーとヨーカイ・ベンクラーのどちらが原音に近いのだろう)というと、ハーバードロースクール教授という肩書きにとどまらず、ローレンス・レッシグ、ジョナサン・ジットレイン、ティム・ウーといった人たちと並んでインターネットをアカデミックに語る最重要な論客の一人なのだが、彼の2006年の著書『Wealth of Networks』が結局翻訳されなかったためか、日本での知名度は低い。

その彼の5年ぶりの新刊が8月に刊行される。

The Penguin and the Leviathan: How Cooperation Triumphs over Self-Interest

The Penguin and the Leviathan: How Cooperation Triumphs over Self-Interest

Amazon に載ってる宣伝文句を読むと、各種コラボレーションの力を論じた本のようで、正直に書くと「これって要は『ウィキノミクス』みたいな本?」とか思ってしまった。

これはベンクラー先生に対して失礼な話で、彼のほうが元ネタというか、タブスコットはベンクラーのピアプロダクションというコンセプトに多くを負っている。しかも両者の論はまったく同じではなくて、そのあたりについては極東ブログの書評が参考になる。

ともかくオリジネータとしての意地を見せてほしいところで、そのあたりの新機軸があるかどうかで邦訳されるかが決まるのかも。

そういえば TED 講演「ヨハイ・ベンクラーの新しいオープンソース経済について」が日本語字幕付きで見れるよ。

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