調べものをしていて、ハーバード大学の Berkman Center For Internet & Society の YouTube チャンネルに、ワタシが最近取り上げた新刊の著者講演動画がいくつもあがっていたのでざっと紹介しておく。
考えてみれば不思議なことじゃなくて、Berkman Center というとディレクターやフェローにローレンス・レッシグやデヴィッド・ワインバーガーをはじめとしてインターネット研究者の梁山泊と言える面子が揃っているところだからだ。
参考:Wikipediaを支えるコミュニティ文化を考察する『Good Faith Collaboration』が面白そうだ
Good Faith Collaboration: The Culture of Wikipedia (History and Foundations of Information Science)
- 作者: Joseph Michael Reagle Jr.,Lawrence Lessig
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2010/08/27
- メディア: ハードカバー
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参考:ネット政策における最重要本? Barbara van Schewickの『Internet Architecture and Innovation』
前説をジョナサン・ジットレインがやっているが、彼も Berkman Center のディレクターの一人である。
Internet Architecture and Innovation (MIT Press)
- 作者: Barbara van Schewick
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2010/06/18
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参考:自由の彼方の変わることなき独占? ティム・ウーの新刊『The Master Switch』
The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires (Borzoi Books)
- 作者: Tim Wu
- 出版社/メーカー: Knopf
- 発売日: 2010/11/02
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とりあえず最近のだけ選んだが、もっと前のになるとそれこそレッシグなどいろんな人の講演動画が見れるので、それを辿ってみるのもよいだろう。あと上に挙げた三冊で、邦訳が出るのはあるのかな?