少し前に「自動化は我々をバカにする? ニコラス・カーの新刊が再び突く現代人の不安」でニコラス・カーの新刊を取り上げたのだが、その最後で以下のように書いている。
さて、本国アメリカで刊行されたばかりの『The Glass Cage』ですが、前作と同じく青土社から邦訳が出ることが著者によって告知されており、年明けには出るのではないかと予想します。個人的には、その邦訳に前作のような知性を疑いたくなる邦題がつかないことを願うばかりです。
自動化は我々をバカにする? ニコラス・カーの新刊が再び突く現代人の不安 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
予想よりも早く、なんと今日発売のようだ。これはすごいと称えたいのだが、邦題が例によって……
オートメーション・バカ -先端技術がわたしたちにしていること-
- 作者:ニコラス・G・カー
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: 単行本
あのさ、これを決めた青土社の編集者ってバカじゃねーの? 『ネット・バカ』の二番煎じの邦題をつけることで、本の品位を下げている。青土社から出る限り、ニコラス・カーの邦題は『○○○・バカ』になるのだろうか。このバカ。
ここまで書くと、ワタシには絶対青土社から仕事の依頼が来ないな(最初からない)。