毎年恒例なので説明は省略。YAMDAS Project 本家、はてなダイアリーのYAMDAS現更新履歴、そして WirelessWire 連載や DMM.make 連載など、2014年に公開した雑文、翻訳の被ブックマーク数トップ20は以下の通り(2014年12月31日正午時点)。
- 米アマゾン選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴 961users
- 死ぬまでに聞くべきジャズのアルバム10枚 - YAMDAS現更新履歴 912users
- 英アマゾン編集者選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴 561users
- 遂に『ファインマン物理学』全巻がHTML5でオンライン公開されていた - YAMDAS現更新履歴 402users
- 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 301users
- ブライアン・イーノが選ぶ、文明の維持を考える上で欠かせない20冊の読書リスト - YAMDAS現更新履歴 260users
- 早すぎたHyperCardの上昇と下降、そしてモバイルから来たカードの群 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 158users
- 「quality」という単語の意味は日本と韓国と中国で変わる? - YAMDAS現更新履歴 121users
- 夏休み自由研究:はてなダイアリーの先住民の今、もしくははてなダイアリーという名の墓標 - YAMDAS現更新履歴 119users
- 我々は皆英語を話せなきゃいけないのか? Stack Overflowがポルトガル語版を開始した理由 - YAMDAS現更新履歴 110users
- Adobeのスパイウェアが(またしても)DRMの代償を明らかに:プライバシーとセキュリティ 96users
- 男だけの世界──Oculus Riftは性差別的か? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 88users
- 個人ブログ回帰と「大きなインターネット」への忌避感、もしくは、まだTwitterで消耗してるの? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 85users
- ビッグデータの不都合な真実 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 83users
- BBC News Magazine「世界を変えた20曲」に寄せられた坂本九「上を向いて歩こう」についてのコメント - YAMDAS現更新履歴 77users
- NME誌がアルバム・レビューで10点満点をつけた90年代の21枚のアルバム - YAMDAS現更新履歴 74users
- 2014年はビットコインの年になるか?(別にならんでいい) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 70users
- 岩谷宏のクソ訳はどうでもいいとして、Aaron Swartzの伝記映画が公開されている - YAMDAS現更新履歴 64users
- 来月よりオライリーからSwiftプログラミング本が刊行ラッシュ - YAMDAS現更新履歴 62users
- 「報道メディアがなくなったらみんな困る」はほんとうか - YAMDAS現更新履歴 58users
今年はサイト開設15周年を迎えたが、ネット活動的には比較的穏当な年だった。マガジン航には貢献できなかったが、DMM.make 連載があったり(来年どうするかは未定)、上のランキングにも WirelessWire に書いた文章がいくつも入ったのは素直に嬉しいことである。特に書くのに個人的な苦痛を要した「邪悪なものが勝利する世界において」は、連載における一つのハイライトになったかもしれない。
ただ今年は本業の多忙に追われた一年で、とにかく時間が取れなかったり寝不足に苦しめられた年だった。そして、それは来年以降も変わらないのだろう。一方で、文章を書く体力は加齢とともに失われていく。そうやってネット活動にかけられる余地は少なくなり、必然的にそうした意味でのプレゼンスをこれまで以上に失うことになる。
もう自分はウェブで大した仕事はできない、と考えるのは分かってはいても正直寂しいものである。今年の最後になって新しい連載の話を受けて準備を始めていたのが、結局話が流れてしまい(これも当方の力不足と考えている)気落ちしているのもあるだろう。
毎年年の暮れに鈴木謙介さんのブログ記事を見て、そこに必ず書かれる「七味五悦三会」を少し考えてみるも、大抵の場合、前日の酒が残っていたりで記憶が曖昧模糊としてすっきり挙げることができないのだが、今年もそうだった。
来年は、少し note を使うなり目先を変えたこともしてみたい。オライリーとの仕事も復活するかもしれない。しかし、それよりなにより私生活の充実を目指したい。どうせ去るのなら、晴れやかに去りたいから。
2014年の更新はこれで終わりです。どうか皆さんよいお年を。